【大紀元日本6月26日】香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは25日、米国家安全保障局(NSA)を内部告発したスノーデン容疑者が、米政府コンサルティング会社のブーズ・アレン・ハミルトンに入社したのは、NSAの監視プログラムの証拠を集めるためだけだったと話していたことを報じた。
スノーデン容疑者は、同紙が12日に行ったインタビューでこういった告白をしたという。「ブーズ・アレン・ハミルトン社での仕事柄、私はNSAが世界でハッキングしていたコンピュータのリストにアクセスできた」「だからこそ、3ヶ月前にその仕事に就職しようと思ったんだ」と就職は最初から情報収集がねらいだったことを明らかにした。
同容疑者はこれまでもオンラインチャットにおいて、「この特定の仕事を得るために収入が減った」と強調していた。
ニューヨーク・タイムズは23日、2人の諜報専門家の話として、中国政府はすでにスノーデン容疑者が香港に持ち込んだ4つのノートパソコンのデータを入手した可能性が大きいと伝えている。
(翻訳編集・張凛音)
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