【大紀元日本2月22日】中国山東省東営市河口区で17日午後、屋外で刺激臭騒ぎが発生し、約3万人の住民が吐き気やめまいなどを訴えた。工場からの揮発性の化学物質の漏えいが原因と見られている。
複数のネットユーザーがミニ・ブログ(微博)でこの情報を明らかにした。それによると昼間に一旦収まった臭いは夜に再び発生し、防毒マスクを着用する住民もいたという。また、病院に搬送された人もいるとの情報も出回っている。
東営市環境保護局の関係者は国内メディアの取材に対し、現地工場からの揮発性化学物質の漏えいを認めた。気体は「人体に無害の水素化物」で、臭いは「極少量の硫化物が含まれている」ためだとしている。
(翻訳編集・叶子)
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