【大紀元日本2月6日】中国人民解放軍は、軍事訓練に英語を導入している。「アジア回帰」外交戦略を打ち出しているオバマ政権下の米国との有事に備えていると見られる。香港英字紙サウスチャイナ・モーニングポスト電子版が4日に報じた。
それによると人民解放軍の機関紙「解放軍報」は、空軍は、日常的な訓練の中で「敵対する第3勢力」のコマンドを知るために英語を使用していると伝えている。この第3勢力とは、訓練強化のための演習上の仮想敵だと同紙は付け加えた。
専門家は、「人民軍は、領土問題について軍事的に近隣諸国と衝突した際、米国が干渉することに備えている、とのメッセージを送っている」と分析する。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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