【大紀元日本10月16日】ガーナで金鉱を不法採掘したとして、101人の中国人が身柄を拘束され、うち16歳の少年1人が逃走を図ったため、射殺されたと、中国外務省は14日に公式サイトで発表した。国内各紙が報じた。
それによると、金の国際価格の上昇により、中国から大勢の労働者が金鉱の採掘のためにガーナに入国している。しかし、多くが無許可だ。
9月29日にも、中国人40人がガーナ当局に拘束され、その内の38人は在留資格も採掘許可も持っていないため、強制送還されたばかり。ガーナ当局は過去4カ月間、少なくとも117人の金の不法採掘者を強制送還した。
さらに、増えつつある中国人不法採掘者は、地元の耕地や河川を破壊し、不満が募る地元の村民との衝突が増えている。そのため、ガーナ当局は今年の5月より取り締まりを強化したという。
一方、採掘の競争による中国人同士の告発で逮捕につながるケースもあるという。
(翻訳編集・余靜)