【大紀元日本10月9日】中国が山東省青島市に世界最大のコンテナ港を建設している。青島市政府の情報によると、拡張工事は2020年に竣工する予定だ。完成すると新港は年間3千万TEU(標準コンテナ)の積み降ろしが可能となり、現在、コンテナ取扱量が世界一の上海港を抜いて世界トップに躍り出る。フランスのRFIラジオが報じた。
現在、青島港は世界第9位のコンテナ港。拡張工事は、およそ4700億円を費やし、現有の81バースから更に112バースを増設する。
昨年、青島では全長41.58キロの世界最長の海上橋が開通している。独ディ・ベルト紙によると、ここ数年中国はインフラ投資を続けているが、中国経済は依然として世界経済危機の影響を抜け出せずにいる。経済発展を促すため、さらに先月、中国政府は投資額25兆円にのぼる輸送と道路建設プロジェクトを打ち出しており、港湾やごみ処理場、汚水処理場、鉄路など、そのほかの大型建設プロジェクトも計画中だという。
(翻訳編集・坂本了)
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