【大紀元日本9月26日】中国湖南省の小学校で21日、学校近くの酪農業者から供給された牛乳を飲み、12人の小学生が食中毒を疑われる症状を起こした。
事件は湖南省石門県蒙泉鎮夏家巷完小学校で起きた。子供たちは牛乳を飲んだ後、嘔吐、腹痛の症状が起き、病院に運ばれた。子供たちの話によると、牛乳の味は酸っぱく、苦かったそうだ。
検査の結果、急性胃腸炎である事がわかった。現在6人の学生は退院しており、残りの6人は近日退院予定。
地元当局の疾病管理担当によると、食中毒の原因となった「金健学生乳」は 学校近くの湖南陽光乳業株式会社より供給されたもの。今回の食中毒を引き起こした牛乳の中に、過度のセレウス菌が含まれていた可能性があるという。
湖南省陽光乳業株式会社は25日、適切な配送方法を行わなかったため、いくつかの製品が損傷して空気と接触し汚染した、と会社の過失を認めている。また、消費者に対し公開謝罪文を発表した。
(翻訳編集・池葉 笑子)