【大紀元日本9月14日】韓国の排他的経済水域にあたる黄海海域で昨年12月、不法操業を取り締まっていた韓国海洋警察官を殺害したとして、殺人罪に問われていた中国漁船の船長・程大偉被告は13日、懲役23年の実刑判決を言い渡された。同時に罰金2千万ウォン(約138万円)も科された。
共犯の漁民・劉連成被告は4年の実刑と2千万ウォンの罰金が言い渡されている。
一審では船長に懲役30年の判決が下されたが、ソウル高等裁判所は「計画的な殺人ではなく、(被告が)反省している点も考慮した」と減刑の理由を述べた。
被告らは昨年12月12日、仁川沖合で不法操業中に、拿捕しようとする韓国海洋警察官をガラスの破片で切りつけ、警察官1人が死亡、1人が重症を負っていた。
(記者・文龍、翻訳編集・張凛音)