【大紀元日本9月4日】広州の米国領事館の建設中に勤務していた元警備員の男性が、中国政府に機密情報を売ろうとしたとして逮捕された。男性はこのたび米連邦裁判所で罪を認めた。
罪を認めたのはブライアン・アンダーウッド被告。2009年から2011年まで広州で建設中だった米国総領事館に警備員として勤めていた。その際、「機密」扱いされる施設の写真と警備情報などを、中国国家安全部に売ろうとした。
しかしながら、写真など書類を持参して中国安全部に訪れたアンダーウッド被告は警備員に門前払いされていた。
法廷での被告の証言によると、被告は株取引で莫大な損害を出したため、その穴埋めのために犯行を思いついた。情報を売り、500万ドル(約4億円)を稼げると考えていたという。
被告には最高で懲役20年の刑が下されると見られている。判決は11月に言い渡される。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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