【大紀元日本6月15日】二つに折れたコンクリートの電柱をテープで固定して引き続き使用。にわかに信じがたいと思うのだが、中国のウェブ上で現場写真が公開されている。
写真が公開されたのは12日夜。情報提供者によると、この問題の電柱は広西省桂林市にあり、随分まえから応急処置のまま現場に設置されている。テープには「中国電信(China Telecom)桂林長途伝輸局」の文字がある。
一日足らずで関連の写真情報は3万回以上転載され、さすがに中国最大の有線電気通信事業者である「中国電信」の関係者がこのことに気づいた。13日、ある職員は自身のミニ・ブログで事実関係を認め、現場は桂林市の川山公園内、中国電信と公園側が修理費用の額について意見が対立したため、応急措置としてワイヤとテープで電柱を固定したと説明、双方が協議を急ぎ、早急に電柱を取り替えると釈明した。
同中国電信桂林長途伝輸分局の関係者は中国メディアの取材に対して、通常では電柱が折れたら交換する。交換できない場合は、ワイヤで縛って補強すると説明、「専用テープを貼るのはただ注意を呼びかけるため」という。
同関係者は取材で、「この電柱は倒れるはずがない。通信への影響もない」とも述べた。
(翻訳編集・叶子)
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