【大紀元日本4月23日】中国政法大学法学院副院長・何兵氏は先日、自身のマイクロブログ・微博で、国内の高齢乳牛は、催乳のためにホルモン注射を受けていると明かした。また、限られたメーカーの牛乳しか飲用できないと指摘した。
何兵氏は、過剰な搾乳で乳房炎になった乳牛は、抗生物質を日常的に投与されていることも明らかにした。
これについて、乳業業界専門家・王丁棉氏は、国内では乳製品のホルモン含量は必須検査項目になっていないという。
一方、中国乳業協会の関係者は2008年まで高齢の乳牛から搾乳していたが、産量が少ない上、質が落ちるため、その後使用していないと説明した。
また、抗生物質の使用について、治療期間中に使用しているが、その時期に生産された牛乳を破棄していると強調している。
何副院長は数年前から報じられた子どもの早熟現象について、問題の牛乳を飲ませたせいだと指摘している。
食品の安全問題が後を絶たない中、何副院長の発言はインターネットでたちまち注目の的となり、「中国人を噛んだ毒ヘビは逆に死ぬ」など皮肉ったコメントが寄せられている。
(翻訳編集・余靜)
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