【大紀元日本1月20日】中国江蘇省内の長江領域にある南通基地埠頭で14日、試験航行中の大型船が浸水のため傾き、航行不能になった。17日付で財新網が報じた。
船体が傾いたのは武漢船舶重工有限責任公司が建造した深海油田探査船「海洋石油682UT778CD」。総工費は7億6000万元(約92億4750万円)に上り、船主は中国油田サービスの大手、中海油田服務。
船主の中海油田は船が岸に接近中、川底に接触し、船体後部から浸水したと事故原因を説明した。また、事故による燃料の流失や死者はないと発表している。
一方、国内各紙は「手抜き工事ではないか」との疑念しており、ネットを中心に市民の批判が広まっている。
(翻訳編集・高遠)
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