【大紀元日本12月13日】江蘇省徐州市で12日午後5時40分、小学校のスクールバスが川に転落し、児童が多数死亡する事故が発生した。スクールバスに乗っていた児童の数や、犠牲者の数について、現在情報が錯綜している。
転落したのは徐州市豊県にある首羨小学校のスクールバス。前方のスクーターを避けようとしたところ川に転落したという。
地元紙・都市晨報の公式ミニブログによれば、車内に71人の生徒が乗っており、40人超が犠牲になったとの情報が現場周辺に出ているという。死者数について、同投稿は「確認できていない」としている。
国内メディア・民声在線も車内に70人以上が乗っていたと伝えた。多くは1、2年生で、氷の張った川で溺死した生徒が多数いたという。
青年報の公式ミニブログでは、落下側に座っていたほとんどの生徒が犠牲になった可能性があると書かれている。
インターネット上では、地元の首羨医院がけが人でいっぱいになったため、多くの負傷者が県や市の所属病院に搬送されているとの情報が伝えられている。
一方、政府系メディア・中新網は、スクールバスに乗っていた生徒数は46人で、12人が死亡、11人が負傷、うち3人が重傷だと報じている。またバスの定員は52人で、定員オーバーによる事故ではないと強調している。
先月16日、甘粛省で64人の園児を載せた定員9名の送迎バスがトラックと衝突し、21人が死亡する事故が起きていた。
(翻訳編集・張凛音)
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