【大紀元日本11月15日】中国新聞出版総署の柳斌傑署長は12日、北京で開かれた中国版権2011年次総会で、中国国内の映画などの文芸作品の90%が、模倣かコピー作品であると述べた。外国の作品の模倣であるかなど、詳しくは明言していない。国内紙・新京報が13日に報じた。
同署長によると、毎年国内で4300本の映画、ドラマ、小説作品が製作されているが、認知度が低く、観賞される作品が少ないという。その原因について、「創作力が低く、新鮮味がないからだ」と指摘し、「90%がコピーまたは模倣だった」と明かした。
一方、中国で人気を博している米国ハリウッド映画について、「優れた創意と工夫が見られる」と評した。
(翻訳編集・高遠)