【大紀元日本11月2日】中国公安部はこのほど、インターネットを使った麻薬取引・常用者の大規模な組織犯罪を摘発した。中国全国31の省と市で1.2万人が逮捕された。交友サイトを悪用した同種の犯罪摘発は全国初だという。
当局の公表によると、関連する麻薬の取引496件、麻薬の売買組織144、麻薬の常用グループ340、麻薬製造の闇工場22カ所を摘発して、計300キロ余りの麻薬を押収した。
摘発のきっかけは、甘粛省と陝西省の公安当局が今年3月、ウェブサイトの映像チャットで麻薬を常用し、売買を行っているのを発見したことだ。
情報によると、犯罪組織はウェブサイトで部屋を作り、この秘密の部屋に入るには、知り合いの紹介が必要である上、映像チャットを使って麻薬常用者であることを証明しなければならない。逮捕者の大半は青少年との情報もある。
(翻訳編集・叶子)
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