【大紀元日本11月1日】湖南省衡山県揚子江鎮にある炭鉱で29日午後6時頃、ガス爆発が発生し、作業員29人が坑内に閉じ込められ死亡した。
湖南日刊新聞などによると、爆発が起きたのは国営企業が管理する炭鉱で、事故当時は地下330メートル付近に35人の作業員が炭鉱内にいたが、これまでに6人が救助隊により救出され、病院で手当を受けている。
事故当時、現場周辺で家族らが泣きながら作業員の救出を待っていたが、全員が運び出されたのは翌朝だったという。また、報道関係者による家族への取材も禁止されている。
大紀元の取材に答えた地方政府の担当者によると、炭鉱は山奥にあり、事故現場の調査には時間がかかっており、具体的な情報が伝わっていないという。
(翻訳編集・佐渡 道世)