【大紀元日本9月12日】9月10日は世界自殺予防デーだったが、人口13億の中国では毎年28万7千人が自殺、200万人以上が自殺を図っているという。中国疾病対策予防センターによると、自殺者が集中している年齢層は15歳から35歳。
北京青年報は同市衛生局の話を引用し、中国はすでに世界で最も自殺率の高い国の一つになったと報じた。中国の若者が自殺する主な理由は勉学と就職。農村地区の自殺率は都市の3倍で全体の75%を占めている。
また、広州日報は中国の自殺率は経済が急速に成長した改革開放時期に急激に上昇しており、今や2分に1人が自殺を図っていると伝えた。
英医学誌ランセットは09年、リトアニア、フィンランド、ラトヴィア、ハンガリー、中国、日本、カザフスタンを自殺率が特に高い国として挙げている。これらの国では10万人中の自殺者が20人を超えているという。
(翻訳編集・坂本)
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