【大紀元日本7月21日】19日、北京で行われた道路安全会議において、中国国家安全生産監督管理総局・王徳学副局長が、2006年以来、中国では交通事故が頻発しており、毎年平均7.6万人が死亡していると伝えた。これは各種事故による死者総数の80%以上を占めているという。中新社が報じた。
王副局長によると、現在中国の道路交通安全状況は依然として深刻であり、最近は特に乗客数十人を載せた大型旅客輸送車両による事故が相次いでいる。7月を例に挙げると現在までに、被害が30人以上に及ぶ旅客輸送事故が連続して6回発生している。また、今年に入ってから現在までに発生した10大道路交通事故の中で、9件が旅客輸送車両によるものだという。
政府データによると、今年上半期の中国全土の交通事故件数と死亡者数は各種事故の総数のなかでそれぞれ50.8%と81.5%を占めている。
(翻訳編集・坂本)
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