【大紀元日本7月20日】中国元朝の時代に書かれた元曲に『竇娥冤(とうがえん)』というのがある。竇娥という名の女性が冤罪で殺された後、六月に大雪が降ったという物語だ。そのため、『六月雪』とも呼ばれる。まるでその物語が現実のものとなったかのように、四川省甘孜康定折多山では13日(旧暦では6月13日)から2日間、30センチの積雪が記録された。
四川西部高原の折多山は、夏はさほど気温は低くないため、積雪による交通への影響は少なかった。この珍しい雪景色を、多くの観光客が写真に納めていた。
独立メディア「明慧ネット」17日付けの報道によると、四川省地方局の指揮により2011年1月から6月の間に400名以上の法輪功学習者が、無実の罪で拘束・収監されたことが明らかになった。正に『六月雪』の冤罪を思わせる事態である。
(翻訳編集・王知理)