【大紀元日本7月16日】14日午前9時ごろ、福建省の観光名所・武夷山に通じる大橋が崩れ落ちた。橋の上を通過中だった観光バスが墜落し、運転手が死亡、ツアー客ら22人が負傷した。
崩落した「公館大橋」は1999年11月に開通。幅18メートル、長さ300メートルの同橋は、崇陽渓にかかっており、都市部と観光地区を繋ぐ重要なアクセスルートとなっていた。事故の目撃者によると、大橋の3分の1が崩れ、現場は警察に封鎖されたという。
「公館大橋」は福建省交通規画設計院が設計し、同省林業工程公司が建設したもの。開通後わずか12年で崩落したことについて、日ごろ橋を利用する住民から、「おから工事」ではないかという疑問の声が上がっており、また、当局が橋の品質管理を疎かにしたのではないかと責任を問う声も出ている。
(記者・陳靜慧、翻訳編集・余靜)