【大紀元日本7月12日】北京―上海高速鉄道の列車G151は10日午後6時頃、雷雨による停電の影響で、山東省内で停車し、後続する19本の列車に遅れが出た。19時37分頃、運行が再開したという。
乗客からの情報によると、G151は同省済南市あたりで突然、停車・停電が起きたという。しばらく停車した後、運転再開したが、停車駅ではない江蘇省徐州駅に再び止まった。停電のため、乗客らは2時間超、クーラーのない車内に閉じ込められ、めまいなどを訴える乗客もいたという。
停車は激しい落雷で山東省内で電気系統が故障したためとみられる。
情報を得た国内紙が上海鉄道局に問い合わせたところ、「(事故を)知らない」という。
同高速鉄道は6月30日に開通したばかり。
中国版新幹線と呼ばれる同高速鉄道をめぐって、元鉄道部の幹部は「世界一の速度」にこだわる前部長(すでに汚職で逮捕)が無理やり設計させたものだと暴露し、開通する前から安全性を疑う声が絶えなかった。
(翻訳編集・高遠)
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