【大紀元日本6月20日】17日、福建省厦門(アモイ)市翔安区で冷凍餃子から注射針が発見された。
地元紙・海峡導報によると17日、蒋(男性)さんが近所の食品店で購入した冷凍餃子を調理して食べた時、喉に異物感があったため吐き出したところ、折れた注射針が混入していたという。
驚いた蒋さんが同区の馬巷商工管理所に訴えたところ、発見された注射針は太く、獣医用の可能性があると管理所職員は話した。針の混入していた冷凍餃子のパッケージにはQS(中国食品とその容器の質量安全)認証マークが表示されていた。冷凍餃子の販売店も消費者の心身にダメージを与えたと認めたものの、蒋さんの提示した賠償金4000元(約5万円)には応じず、精神的ダメージへの賠償として1000元を支払っただけだという。
国内メディアは、混入ルートや責任の所在を明らかにし、同商品への取り締まりを行うよう訴えている。
(翻訳編集・坂本)