体長3.5メートルの「地震魚」 台湾近海で捕獲

2011/04/14
更新: 2011/04/14

【大紀元日本4月14日】いっこうに静まらない大地。不安な日々を過ごしているのは日本人だけではない。日本からそれほど離れていない台湾の人々も、地震の発生を心配している。そんな中6日、台湾北部にある苗栗県の漁民は、竹南鎮の近海で体長3.5メートルのリュウグウノツカイ(中国名、地震魚)を捕獲したことで話題になっている。

台湾ネットによると、この長いリュウグウノツカイは6日朝、地元漁民の謝さんが水揚げしたもの。普段水深200~1000メートルの深海に生息するこの魚は、地震などの地質変動が海底で起きた際に近海に「避難」するという。日本や台湾でこのリュウグウノツカイが姿を現すと、「地震の前触れ」という言い伝えがある。今回の捕獲についても地元漁民は、日本で起きている地震を連想する一方、今後台湾で地震が起きるのではないかと恐れている。

また同報道によれば、2007年7月に起きた中越沖地震の後も、台湾の東北の端で体長4.5メートルのリュウグウノツカイが捕獲されていた。

(翻訳編集・張凛音)