【大紀元日本3月23日】先日、友人がこんな話をしました。「私は東京に住んでいて、米を2袋とインスタント麺を何袋か買っただけなのに、うちの息子はこう言うの。買いだめしないで。被災地の人が買えなくなるから、って」
この友人の子供は中学生で日本に行ってちょうど3年ですが、すでにとても礼儀正しい男の子になっています。友人いわく、彼女が公共の場所で話す声が大きいと、この子は注意するのだそうです。
友人の子供の話に私は、「では、たくさんの塩を争って買い求める中国人がいるけど、その子供たちはなぜこのように言わないのだろう。もし中国の子供たちがこのように言ったなら、中国の大人たちに恥ずかしいと感じさせることが出来るだろうか?」と考えました。
友人は東京で仕事をしているだけで別に日本国籍ではなく、彼女のかわいい子供も中国人です。友人は、「この習慣はすでに骨の髄まで深く入り込んでいて、彼らは並ばない、押し合う、ということを考えたことがなく、根本的にこの概念がないわ」と言っていました。
日本にいる中国人の子供は、被災地の人たちが買えなくなるから災害があった時に買いだめをしてはいけないと母親を注意します。被災地から遠く離れた中国で中国人が狂ったように争って塩を買い求めるのは、彼らの心がすでに深刻な被害を被っており、ほんの少しの異変でも慄き、驚きのあまり縮み上がってしまうからです。
中国と日本の差は、文明と愚昧の差であり、中国人がいくら足を速めて追かけても100年経っても日本には追い付かないでしょう。
※本文は網易の姚小遠さんのブログより翻訳したもの。
(翻訳・坂本)
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