【大紀元日本3月9日】駐上海韓国領事館の複数の領事が中国人女性と不適切な男女関係を持っており、この女性に国家機密を漏えいしたと報じられた。女性は上海市の共産党委員会のトップなどの上層部の高官と密接なつながりを持っているという。韓国聯合ニュースは8日、同国法務省とその関連機関からの情報を引用して、本件を報道した。
それによると、渦中の中国人女性は33歳で名前は_deng_新明。韓国領事館の領事H氏(41歳)、K氏(42歳)、P氏(48歳)の3人が彼女と不適切な男女関係を持っていたとされる。女性の夫の告発により、本件が明らかになったという。
同報道によれば、その夫が提供した情報は上記のほか、この女性と領事らの親密な写真や韓国の国家機密も含まれている。国家機密は、韓国政府の内部の人事情報や、駐上海総領事館の緊急時の連絡マニュアル、ビザの交付記録、韓国政府および与党の200人以上の要人の電話番号などである。
また、同報道は駐上海総領事館の前領事・金正基氏の証言として、女性は上海市政府のトップなどの高官と密接なつながりを持っていると報じた。自身が同女性と写っている3枚の曖昧な写真については、「偶然に会って撮っただけ」と関係を否定している。
女性の夫は聯合ニュースに対し、次のようにも話した。彼女は、数年前に自らが公務員に採用されたと話し、その後上海市長の秘書を務めたとか、警察当局に配属されたとか、話が次々と変わったという。特に上海万博の期間中はとても多忙だった。また、上海を訪れた韓国の政府関係者を中国の上層部に紹介したりして、仲介役を務めていたようだ。夫は、「彼女の父親はすでに亡くなっており、一人の叔父は上海市政府の共産党委員会書記に任命されたと聞かされていたが、いまとなっては、どこまでが事実なのかよくわからない」と話した。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。