【大紀元日本2月7日】中国雲南省では今年に入ってから地震が多発しており、すでに18万人が被災している。今月1日、雲南省徳宏タイ族ジンポ族自治州の盈江県でM4.8の地震が発生した。この地震によりおよそ8万人が被災し、6.45万人が緊急避難した。損害を受けた家屋は3049戸にも上るという。中国国内メディアが伝えた。
同県では先月にも地震が多発している。これまでに9万7400人が被災し、3万7200戸の家屋が損傷を受けているが、こちらの死傷者について、地元当局から報告は発表されていない。
また同省西部のミャンマー(ビルマ)と隣接する地域でも近年、多数の地震が発生している。2008年には死者5人のM5.9の地震が発生しており、同地区では最近、100回近い大小の地震が観測されている。現地住民の生活条件は、地震が起きるたびに悪化しているという。
(翻訳編集・坂本)
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