【大紀元日本1月26日】中国当局は新疆ウイグル自治区のウルムチ市に大量の監視カメラを取り付け、同市を監視下に置くことを計画しているという。新華社通信が報じた。
報道によると、昨年同市内に1万7千個の監視カメラが取り付けられたが、今後さらに数を増やし、市全域を網羅する方針だという。この措置によって「同市の安全対策に万全を期する」とウルムチ市長は語っている。
同市はウイグル族が多く居住する新疆ウイグル自治区の最大都市であり、2009年に漢民族との対立が激化し、政府の弾圧によって200人近い死者を出したことがある。
(翻訳編集・高遠)