【大紀元日本11月25日】中国のオーディション番組「超級女声(スーパー歌姫)」の出場経験を持つアイドル・王貝さん(24歳)が15日、整形手術ミスで死亡していたことが明らかになった。一緒に手術を受けた王さんの母親は大変ショックを受け、現在、行方不明となっている。四川新聞ネットが23日に報じた。
同報道によると、王貝さんは15日、武漢市の武漢中墺整形医院で、あごなどの骨を切る手術を受けていた。手術中に執刀医師のミスで出血を起こし、血液が気道に入り窒息を起こしたが、全身麻酔された王さんの容態の異変に医師はすぐには気付かなかった。その後救急病院に搬送されたものの、すでに手遅れだったという。
王貝さんの母親も当日娘と一緒に整形手術を受けたが、娘の術後の結果について病院から何も知らされなかった。事故の翌日、関係者から娘の死を聞かされた母親はショックで意識を失い、その後、行方がわからなくなっている。
王さんの友人やファンが集めた情報によると、王さんの執刀医師・汪良明教授は、「骨切り手術の権威」と当病院のホームページで称えているが、実は業界内で評判が悪く、かつて広東省でも問題を起こしていた。
王貝さんは武漢音楽学院を卒業しており、中国で絶大な人気を誇る「超級女声」のほか、さまざまなオーディション番組に出場し、多くのファンもいたという。
(翻訳編集・張凛音)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。