【大紀元日本9月23日】北京の首都国際空港で、21日夜8時(日本時間同日夜9時)ごろ、原因不明の「流量管制」(混雑などによる調整)のため、すべての発着便に遅延が生じた。乗客は、遅延は空港上空に発見された未確認飛行物体(UFO)によるものだと証言している。中国国内メディア・法制晩報が伝えた。
同記事によると、仲秋節の前日に当たるこの日、山東省済南市から北京の家族のもとに向かう董さんの乗っていた飛行機が、飛行途中で済南空港に引き返したという。「乗務員は首都国際空港にUFOが確認された、と理由を説明していた」と董さんは語っている。
空港関係者は、UFOが原因で大幅な遅延が起きたと聞いてはいるが、UFO自体は見ていないと説明している。また、管制が実施されたときは、5分に1便の到着間隔が25分に1便に変更され、近距離便はすべて引き返すという通知があったという。
北京天文館の朱進・館長は、未確認物体の話はネットで見たが、まだ目撃者や画像の証拠を得ていないと述べている。
中国の大手ミニブログ・新浪微博に寄せられた目撃者からの情報によると、北京上空でUFOを見たのは今年で2回目という。首都空港付近に2年住んでいたというこの目撃者は「飛行機とUFOを間違えることはない。今回は絶対に飛行機ではない」と証言している。
(翻訳編集・張YH)