【大紀元日本9月22日】子供の腕ほどの太さの棒3本で支えられた道路、あなたは通る勇気がありますか?上の写真は最近あるネットユーザーが投稿した四川省楽山市夾江(ジアージャン)県にある道路だ。
13日昼、同県のあるネット伝言板に「夾江80後」というユーザーが投稿した「史上最も“偉い”道路、夾江県歇馬郷に現れる」の発言に、水流がそれほど強くない川に沿った幅3メートルほどのコンクリートの道路の写真が貼り付けられた。路面の状態はまだいいが、川に面した路床は抉り取られているため、誰かが路面を支えるために3本の木の棒で路面の下から支えを入れたようだ。
「華西都市報」によると、この基盤が抉られた道路の長さは約30メートル。中間地点で3本の細い棒に支えられ、前方に「路床沈下、安全に注意」の看板が立てられているが、依然としてオートバイ、三輪車、マイクロバスが通行している。車両は出来るだけ内側を通過しているが道路はがたがたと震えている。
「この道路を軽く見てはいけない。2000人の往来に関係しているのだから
大水から1か月以上も経っているのに、何とかしようとする者がいない。(ネットユーザー写真)
」。付近の村民によると、この道路は長さ約4.2キロ。甘渓村4組を起点とし、楊山村を経て尖峰村まで続いており、2村2000人と外界を繋ぐ主要道路だという。
今年8月中旬、現地は豪雨と土石流に見舞われ、河の水位が上昇し路床が抉り取られた。村民によると、ここ1か月村民たちは、戦々恐々としながら道路を歩いているそうだ。あるネットユーザーは「路面の質が良く、路床がなくなっても路面倒壊が現れなかった」と皮肉った。多くのユーザーたちは「危険だ。事故が起きても不思議ではない」と危惧している。
(翻訳編集・坂本)
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