【大紀元日本9月15日】河南省鄭州市郊外にある「毒漬けキノコ」の製造拠点がこのほど摘発され、強い発がん性のある工業用塩を使って漬け込んだキノコ約10トンが押収された。河南省地方紙・大河報が報じた。
押収された10トンのエノキダケやフクロダケなどは、1500個の桶に、食用に禁止されている工業用塩に漬け込まれていた。工業用塩は、人体に対して強い毒性があり、10gの摂取で死に至る危険性があるという。経営者は、禁止されていることを知りながら使っていたことを認めた。
また、製造拠点は衛生状況が粗悪で、悪臭が漂っていたという。
同拠点で作られた多くの工業用塩漬けキノコはすでに小売商に出荷し、瓶に詰め替えられてから、ホテルやレストランに販売されたという。
(翻訳編集・張YH)
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