【大紀元日本7月29日】新疆の天山天池で24日午後7時頃、「佛光」の奇観が見られた。30分の間に断続的に4回現れた、と中国国内メディアが伝えている。
当日は雨上がりで、山頂の天池付近は晴れていたが、山の中腹は濃い雲と霧に覆われていたという。
午後7時頃、夕日の中から七色に光る虹が浮かび、輪の中に佛体らしきものが現れた。観光客のかげも「佛光」に映し出されたため、何人かの観光客は「千手観音」のポーズを取り、「佛光」とみごとに融和していた。
「千手観音」(「亜太網」よりスクリーンショット)
4回現れた「佛光」は、すべて天池の山神廟の上空だった。この日の目撃者の1人、作家の陳漠さんの話によると、古書の中に、清の時代に山神廟に道士が住んでおり、毎晩「天灯」を灯していた、との記載があるという。「古書の記載と目の前の風景。全く不可思議で、思わず息を呑んだ」と陳さんは話していた。
「佛光」は中国各地で目撃されている。今年2月7日に、安徽省黄山でも40分にわたって「佛光」の奇観が現れたという。また、昨年11月29日にも、廬山に「佛光」の現象が見られ、まるで仙境のようだったといわれている。
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