【大紀元日本7月17日】中国の大連市で、16日午後6時頃、大連新港付近の「中国石油」のパイプラインが爆発・炎上した。中央テレビの報道によると、埠頭(ふとう)で30万トン級のパナマ国籍のタンカーが石油を降ろす作業中に事故が発生した。17日早朝時点で、依然消火活動が続いている。
爆発したパイプラインは16日深夜までに火が消し止められたが、付近にある別のパイプラインに延焼し、火が約20メートルの高さまで上がる大火となった。ポンプが破壊されたため、石油が絶えずパイプに戻り、6回の爆発を繰り返している。
約400台の消防車が出動し、2000人以上の消防隊員が消火活動に当たっている。死傷者は報告されていない。
大連新港は中国石油が海外に輸出する重要な基地で、毎年の輸出キャパシティは1500万トン。
朝9時(日本時間10時)中央テレビ最新の報道によると、核心部分の火はすでに抑えられたという。
(翻訳編集・趙MJ)