【大紀元日本7月14日】最近、中国大陸の空に多くの異常現象が相次いでいる。新疆や杭州市、長春市の上空に正体不明の発光体が相継ぎで現れたほか、福建省の厦門(アモイ)市では、7月10日、夜明けの空に数十本の垂直の光線が雨のように降り注ぎ、まるで一枚の五線譜が空に掛かっているようだったという。
「東南ニュースネット」の報道によると、目撃者である厦門市環島路黄厝の王さんは、9日夜11時半頃、友人が最初に垂直の光線が空に現れたのを発見して、急いで他の人を呼び出した。半信半疑で外に出て見た彼は、思わず目を疑った。「最初は5本ぐらいの光線だけで、位置も低かったが、次第に夜空の光線が50本ぐらいにまで増えてきて、位置も徐々に高くなり、まるで一枚の五線譜が空に掛かったようで、とても明るかった」という。
記者が現場に駆けつけた時、大部分の光線が群雲に遮られていたため、肉眼でわずか数本の光線しか見えなかったが、カメラで撮影したら、不思議な事にたくさんの光線が写れた。これらの光線はすでに空に1時間近く存在していたという。
その後、記者が厦門気象台に問い合わせたところ、気象台の職員は、類似する天文現象は観察されておらず、このような通報も受けていなかったし、流星雨の可能性もないと話した。
一方、最近、西北部の新彊、東沿岸部の杭州市や北部の長春市などで、正体不
市民麻さんが撮った、杭州市で見られた不明発光体。7月7日夜(ネット写真)
明の発光体が観察されたことも報道されている。そのうち、杭州市には二日間に3回も発光体が目撃され、7月7日夜、不明発光体のおかげで、空港が一時閉鎖するほどの騒ぎとなった。その不明発光体は私有の飛行機や、軍事關係物体だったと当局は後で発表したが、市民に公開された写真では、少なくとも私有の飛行機の可能性は否定されている。