【大紀元日本6月30日】不当解雇を主張する湖北省潜江市の約100人の非正規雇用の警察官から選ばれた12人が6月22日、北京で陳情したことが分かった。
上京するかれらの陳情を止めるため、同市公安局のトップが多数の警察官を率いて北京市に出張、陳情する場所である「国家信訪局」の前で見張り、陳情者を遮断しようとしている。
陳情者の話によると、毎年非正規雇用者が正規雇用に切り替えられる枠があるが、その枠はいつも市の幹部が賄賂などの私利に使い、その結果、非正規雇用の警察官は契約満了を理由に雇用を打ち切られたという。これまで18回にわたり市のトップに不正を書簡で訴えてきたが、いずれも門前払いされた。直接陳情も10数回に上り、数人が拘禁された。
陳情者は今後も活動を続けていく方針だという。
(翻訳編集・高遠)