【大紀元日本6月11日】夏シーズンを前に、広州市政府機関はこのほど、子供服を対象に、今年最大規模の検査を行った。その結果、子供服のホルムアルデヒド含有量が安全基準を大幅に超えるなどの問題点が判明、合格率は66.7%しかなかった。中国紙が報じた。
それによると、中国のベビー服の人気ブランド「皇后嬰児BABYCREATIONS」のTシャツから、70mg/kgのホルムアルデヒドを検出、安全基準を200%超えていた。
ホルムアルデヒド は有機化合物の一種で、毒性が強く、低濃度でも人体に悪影響を及ぼす。いわゆる「シックハウス症候群」の原因物質の一つとして知られている。また、大量吸入の場合、小児の白血病を誘発する危険性が高い。
また、服装生地の品質表示が不正確な問題も突出していたという。「100%綿」と表示されていても綿28.2%であったり、「綿95%、アクリル5%」の表示が実はポリエステル100%だったものが見つかった。
(翻訳編集・叶子)
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