【大紀元日本5月20日】フランスパリに本部を置く経済協力開発機構(OECD)は、このほど、高度成長を続けてきた中国経済は突然の「成長停止」に見舞われると発表した。5月11日付の英紙「テレグラフ」の報道による。
OECDが算出する景気先行指数(CLI)によると、今年3月中国のCLI指数は、年初の102・7ポイントから102・2ポイントに下落した。CLI指数は経済景気の転換点を示す重要な先導指数で、OECDはこの指標を用いて近年、主要経済体に対してほぼ完ぺきに予測してきた。「テレグラフ」紙は、OECDの警告で、中国がより難しい時期に突入するという、人々の懸念が一層強くなることを指摘している。
(翻訳編集・張哲)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。