【大紀元日本10月10日】中国民主連合、民主陣営および中国民連陣等団体は10月11日と12日の二日間、米国ロサンゼルスで2008年度の民主運動大会を開催する。期間中、支持団体も多く参加する予定。中国民主陣営シアトル地区責任者・金秀紅氏は大会を前に、大会は中国共産党(中共)に妨害される可能性があると予測し、民主運動団体の結束たる盛会にするために、さらに多く支援者・賛同者の参加を呼び掛けた。
金氏は、中国の人権および民主運動への支持・活動は近年拡大しつつあるとし、国際各界が中国およびアジア民主化を支持するこの大会は、05年~07年に中共の攻撃する標的になったとし、まずは台湾民主基金会および民主運動団体の間柄を分裂させるように唆したことを明らかにした。
金氏は今回の大会の主な目的は、民主運動団体の連帯のあり方について討論することだが、中共は民主運動団体間に不和の種を撒き破壊行為を行っていると指摘した。
*中共による内部浸透・破壊
金氏は大会を開催する都度、各国から国会議員、中国民主および人権を支持する団体リーダ等が応援に駆けつけることに対して、中共が「外国人を前面に出すとは、民主活動家らを追い出すに等しい」や台湾独立主張者を食事に招待したから、彼らの支持を得たなどのうわさを流したりし、一部のスパイは公開文章で、民主活動家ら不和をねらう分裂工作を行っていると指摘した。
金氏は、「民主運動の様々な活動はオープンにしており、中共関係者も簡単に出入りすることができるし、中で破壊活動をすることもできる。われわれは今単なる中国大陸の民主運動を支持することだけではなく、多くの異なる方面での困難に直面している」ことを明らかにした。
*偽メールで、民主活動家らの情報制御
情報筋によると、中共は著名な民主活動家の名義を盗用し、偽メールを発信して他の民主活動家らの情報を入手・制御するという。金氏は「中共は狡猾な手段を使って、海外の異なる民主運動団体の情報を把握している。民主運動団体の中で女性と金銭に弱い者が中共の標的になる」と指摘し、「われわれは中共の一党独裁に反対することが最重要目標であり、それを最優先に2008年の大会をしっかり行わなければならない」と強調した。
金氏は、中国国内の人民は苦しみを嘗めつくして、志を次の世代に託して海外へ行かせたと説明し、利益ばかり求める今の中共の最期がすぐにやってくると示した。
*無私になり連帯
金氏は民主運動に参加している人々は頭脳明晰で無私であり、人民の利益のため、真に活動を行っているとの見方を示し、「すべての人と力を集結し、長く一緒にいられない人も一党専制の独裁に反対するため努力すべきだ」と強調した。
金氏は大会で中共政権に対する異見を発表することができるとし、「趣旨に賛同する者は民主的な方法を通じて、選挙することもできる」とし、この大会への参加と支持を呼び掛けた。
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