【大紀元日本10月12日】韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領と北朝鮮の金正日総書記が、10月4日に平壌で署名した南北首脳宣言の中で、南北対立に終止符を打つために3~4カ国間会談を開くことを決めたが、中国を排除する言動に対して、中国外交部は、この内容は受入れられないと表明し、駐韓国および北朝鮮の中国大使館へこの共同宣言の内容意義および背景を徹底的に追求するよう指示したという。
「朝鮮日報」によると、中国外交部は「3国会談」の中で中国を排除する可能性の発言に怒りを示したという。報道は、中国外交部上層部の言葉を引用し、中国は米・朝と同様に停戦協定を結ぶ3つの当事国に入っていることから、中国を排除することは考えられないと示した。
駐韓国中国大使・寧賦魁は共同宣言発表後に、停戦協定を平和協定に変えることは朝鮮半島および東アジアの永久平和を維持する重大な出来事になると示し、中国はこの転換過程において建設的かつ積極的作用を果たすと強調した。
(翻訳/編集・余靜)
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