【大紀元日本7月14日】チェコ中部の家禽養殖場で、高病原性H5N1型ウィルスの鶏インフルエンザ感染が2件発生。国家獣医管理局のトゥバン報道官が7月12日に公表した。今回の感染地は今年6月末に同じ感染症が発生したニワトリとシチメンチョウの養殖場の付近である。
報道によると、同報道官は、「感染地の周囲3キロメートル範囲内の鶏類をすべて処分しなくてはならない。小規模な養殖場も対象にする」と述べ、関連作業は12日から始まると公表した。
チェコ獣医管理局は同日、同報道官の公表に先がけて、「合計約7万羽の家禽類を飼育する2つの養殖場で、H5型の鶏インフルエンザの発生を確認した。高病原性のH5N1ウィルスであるかどうかは、まだ判明していない。いまは検査中」と発表した。
2万8羽あまりのニワトリを飼育する現地のノルリン村では今年6月末、高病原性のH5N1型ウィルスの鶏インフルエンザが発生した。今回の2つの感染養殖場は、当時の確定した周囲3キロメートルの感染危険区域に入っている。
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