【大紀元日本7月12日】北京の大型容器飲料水市場では、少なくとも半数が偽物で、たとえ生産販売業者でも偽物を避けることができないほどだという。
今日の北京京華時報の報道で、昨年出された統計数からみると、北京の大型容器飲料水には200以上の銘柄があり、本物と偽物のそれぞれの年間販売数は約一億個。1本最低10元としても毎年20億元の売上だ。
1997年から徐々に拡大したこの市場では当初偽物の存在は見られなかったが、2002年頃から出回り始めたようだ。偽飲料水は偽造登録商標を使用しており、中身は主に水道水。業者の話では「二号水」と呼ばれるこの偽物の2002年当時の市場における占有率は20%ほどだったが、5年間氾濫し続け「一号水」(本物)と対峙するまでに膨れ上がったとのことだ。
偽飲料水の氾濫によって偽商標も本物と区別がつかないほど精巧に造られており、ある飲料水販売業者の話では、販売している人間でさえも、間違えて偽物を飲んでしまうそうだ。
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