【大紀元日本6月25日】中国東北部の遼寧省瀋陽市で、駐瀋陽韓国総領事館の中国人職員10人が、中国警察に逮捕された。ビザを交付する際に、便宜を図った疑い。先週にも8人の中国人職員が逮捕されたため、合わせて逮捕者数は18人となった。
韓国の聨合通信社の報道は、瀋陽の情報筋の20日の話を引用、「19日正午ごろ、総領事館の10人の中国人職員が中国公安警察に連行された。現在、彼らは遼寧省国境警備総隊で取り調べを受けている」と報じた。
そのことに関して、韓国外務省の関係者は詳細を公表を避け、「中国警察側の調査結果が判明次第、外務省は関連の内容を発表する」とコメントした。
6月14日に、中国警察当局も同領事館のビザ審査の担当職員、中国人4人を逮捕した。
また、そのほかには、中国外交筋の情報提供者によると、中国遼寧省国境警備総隊が6月7日、同総領事館のビザ審査を担当する中国人職員4人を逮捕していた。「4人のうち、2人は朝鮮族、2人漢族、全員現地で雇った女性職員、ビザ申請の資料の事実確認を担当していた」という。
また、この情報提供者によると、この4人の職員は、ビザ交付にあたり、便宜を図った疑いがあるという。
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