中国南部、暴雨で水害が発生、900万人以上が被災

2007/06/11
更新: 2007/06/11

【大紀元日本6月11日】中国民政部が公表したデータによると、中国南部の多くの省・自治区は連日の暴雨で、水害が発生した。10日夕方までの統計では、被災者は897万人を超え、確認された死者は66人、12人が行方不明。

報道によると、6月6日から、中国江南地域や、華南と西南地域において、大雨と暴雨が振り続け、貴州省や、湖南省広西自治区、広東省、江西省、福建省では、異なる程度の水害や、土石流災害が発生しているという。

現時点までに、暴雨により、29.5ヘクタールの畑が被災、4・8万軒の家屋が倒壊、59万人が緊急避難、直接な経済損失が29・4億元(約420億円)に達したという。

中国民政部は、「国家自然災害救助緊急対応マニュアル」に基づき、一般レベル災害への対応策である4級緊急対応を発動し、被災地への協力救援チームを結成・派遣している。

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