中国上海市で立てこもり事件、説得のかいなく犯人射殺される

2007/06/08
更新: 2007/06/08

【大紀元日本6月8日】中国上海市のケンタッキー・チェーン店で6月6日午後3時ごろ、人質を取り立てこもりする事件が発生、警察が6時間あまりの交渉が失敗した後に、犯人を射殺した。

現地メディアの報道によると、40歳前後の男は、客の女性がレジで精算する隙に、ナイフでその連れの3歳の女の子を人質に取り、立てこもった。

一部の報道は、犯人の男は精神異常者である可能性を伝え、立てこもりの要求は、2大束の生花と一台のタクシーを用意することだという。

また、この男の家族が現場に駆けつけ、人質の釈放を説得したが、聞き入れてもらえなかったとの報道もある。

立てこもり事件が発生した後、100人以上の警官が現場を包囲し、交通規制を実施した。

飲食店周辺には数百人の野次馬が集まったという。

警察が犯人と6時間以上交渉したが、結果がなかったため、現地時間夜9時半に、左右両方から射撃、犯人を射殺し、人質が無事に救出されたという。