【大紀元日本6月6日】中国雲南省プーアル市寧洱震災救済指揮部弁公室は、6月5日までに寧洱地区で地震被害にあった住民は22万戸を超え、被害者は延べ100万と2千人に達していると発表した。
新華社ネットによると、地震による家屋の被害は普洱市では36万戸で、そのうちの9万個は家屋が倒壊し、12万戸は深刻な被害を受けており、15万戸がわずかながらも損害を受けたという。
地震は普洱市の交通基礎建設、電力通信、田んぼ水利などの施設をも破壊し、全長6千キロメートルもある400あまりの国道が損壊した。また、2万5千あまりの各種水利建設も損害を受けており、水の貯蔵設備は200件あまりが損害を受けたとし、普洱市の電力供給設備も損害を受けたという。
雲南省プーアルのハニ族、イ族自治県で6月3日午後5時34分にマグニチュード6・4の大型地震が発生し
被災地区は至るところ崩れた壁で寸断されている(ネット写真)
住居の外で避難生活を送る、無邪気に遊ぶ子供ら(ネット写真)
余震が絶え間なく続き、被災者は家に帰ることもできない(ネット写真)
被災地区では救援物資が不足し、被災者はテントもない(大紀元資料室)
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