塩崎恭久官房長官は21日午前の会見で、中国が18日に人民元相場の変動幅を拡大したことに関連して、「中国政府は引き続き、一層の弾力的相場制度、柔軟性向上のための取り組みを行っていくべきではないか」と述べた。
中国は18日に利上げと預金準備率の引き上げを実施した。これを受けて、週明けの中国株式市場はやや不安定な展開となっている。これに関連して塩崎官房長官は「中国の経済政策は中国が決めることだが、大事な隣国であり経済的な関係も深いので、安定成長をしていくことが日本のため、世界のためになる。中国として精一杯努力をされる方向に行っているのだと思う」と述べた。
[東京 21日 ロイター]
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