【大紀元日本4月9日】東京都知事を選出する地方選挙が8日実施され、同日午後8時半頃の開票結果で現東京都知事の石原慎太郎氏(74)が、浅野史朗氏(59)ら他の候補を抑えて三連勝を確定し、さらに四年の都政を預かることとなった。
今回無所属で立候補した石原氏であったが、自民・公明両党の保守派基盤をバックに、最大の対抗馬ともくされた前宮城県知事の浅野氏を抑え、圧勝した。浅野氏は、最大野党の民主党と社民両党の支持をとりつけて善戦したが、保守系の牙城は容易に崩せなかった。
このところの「高額な海外出張費」「都事業への四男抜擢」など連任・一族経営の弊害をマスコミによって揶揄され逆風の中での選挙であったが、「2016年の東京五輪招致」などで明確な信念を示した石原氏が、結局有権者に強くアピールして勝利した。
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