【大紀元日本3月26日】約500人のチベット人は3月14日に、チベット首都のラサ市に集合し、亡命しているチベットの精神指導者第14世ダライ・ラマ法王のために、香をたき祈りを捧げた。目撃者によると、少なくても1人は警察に勾留されたという。VOAが伝えた。
評論家によると、今回のチベット人の集会は非常に稀にみる中央政府への対抗する行動であると指摘した。目撃者によると、祈りが始まってから、数百人の警察は活動を阻止しようとして、ラサ市各地区のパトロールをし、人々の活動参加を妨げたという。
ダライ・ラマ法王は1959年より海外へ亡命している。ダライ・ラマ法王はチベットの独立を求めず、真の自治にしたいと度々意思表示をしているが、北京政府は依然として、ノーベル平和賞を受賞した71歳のダライ・ラマ法王がチベット独立を企んでいると譴責している。国際人権団体は、北京政府がチベット少数民族の人権を侵害していると非難した。