【大紀元日本3月21日】報道によると、遼寧省西北地区で深刻な干ばつが発生、1500万ムー余りの土地が水不足になるとともに、70万人、家畜10万頭の飲水が困難となっているという。
新華社の報道(18日)によると、昨夏、遼寧省の西北地区で深刻な日照りが発生した。秋冬の平均降水量は、例年の平均降水量を上回ったものの、土壌の含有水量は依然として不足している。
今年1月と2月、当地区の降水量は1ミリメートルに満たず、同時に、1951年以来で最大の暖冬となり、土壌の水不足を更に悪化させている。
3月1日に公表された資料によると、当地区の土壌水分含有率は、5%~11%で、水不足となった土壌の面積は、2220万ムーに達している。
遼寧省洪水・干ばつ予防指揮部によると、現在、西北地区は、あと1か月余りで種まきの時期が到来するが、春季における気温の上昇及び春風の強まりに伴って土壌の水不足のペースがますます加速する。種まき前に有効な降水がなければ、遼寧省西北地区の状況は非常に深刻なものとなる。
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