【大紀元日本2月26日】広東省公安庁交通管理局の統計によると、2月3日の帰省ラッシュが開始してからの23日までに発生した交通事故は、広東省だけでも累計5361件があり、死者343人、負傷者4373人に上ったという。中央社が伝えた。
2月23日、広州の「信息時報」によると、旧正月期間中に広東省の殆どの地域は連日雨のために、一部の高速道路および国道において、路面は滑りやすく視界が悪かったという。23日頃からUターン・ラッシュが始まり、疲労、飲酒運転、積載超過、スピード違反およびナンバープレートの不正改造等の交通法違反が急増したため、Uターンにおける交通状況は一段と深刻になった。
報道によると、2月13日に京珠高速道路で南より北へ向かった大型トラックは、広東省境界で小型車と衝突し、双方は共にガードレールを突き破り、高さ9メートルのコンクリート・スロープへ転落した。8人が即死し、5人が負傷した。大型トラックと小型車はひどく破壊され、道路施設も深刻な損傷を受けた今回の事故は、広東省のUターン・ラッシュ開始してから、もっとも悲惨な交通事故であるという。交通警察部門は現場検証後に、小型車のスピードオーバーが事故の主な原因であるとみている。
広州市は旧正月期間における飲酒運転による交通違反行為を抑制するために、2月20日から3月5日までに、同市公安交通警察部門は全市に対して、飲酒運転の取締りを重点的に警戒することにし、レストラン、バー、居酒屋、娯楽場所周辺に約30箇所の検問所を設置し、毎日は250人の警官を出動させたという。検問時間帯はもっとも飲酒運転の多い、午後8時から同9時および同11時から午前2時に設定している。
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