米カリフォルニア州:携帯電話自然発火、男性は焼けどを負い重傷

2007/02/11
更新: 2007/02/11

【大紀元日本2月11日】米カリフォルニア州Vallejo消防署関係者によると、1月15日、男性(59)のポケットにある携帯電話が、突然発火し、宿泊したホテルの部屋で火事が発生した。男性は半身重度のやけどを負ったという。

現地消防によると、やけどを負った男性はルイス・ピカソ(Luis Picaso)さん。上半身、背中、右腕および右足は2~3級のやけどを負ったが、現在の状態は安定しているという。

消防隊員がホテルに駆けつけた時には、ピカソさんは浴室の床に倒れていた。男性のズボンのポケットにある携帯電話が自然発火し、ナイロンとテトロン製の衣服に引火し、火は勢いよく広がり、部屋にあるプラスチック製の椅子に燃え移った際、熱で部屋の中の消防装置(スプリンクラー)が作動し、水が噴き出て火を消したという。

被害は床の取替えなど、約7万5千米ドル(約900万円)。当局は、今回の事故を引き起こした携帯電話のメーカーおよび製品型式名の詳細は明らかにしていない。

(記者・秦飛)